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世界の高齢社会化ランキング
コラム

【2026年版】高齢化社会世界ランキング|日本は何位だと思いますか?上位5地域と背景

マーケティング
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世界の高齢化社会ランキング

こんにちは、悠ライフです。

日本は高齢化が進んでいる」と聞くことは多いですよね。

でも、実際に世界の中でどの位置にいるのかまで、数字で確認する機会はあまり多くありません。

だからこそ今回は印象ではなく、2026年3月時点で確認できる情報だけに絞って整理しようと思います。


目次


日本の高齢化社会は世界ランキング2位

この記事でいう「高齢化社会 世界ランキング」は、世界銀行の指標「Population ages 65 and above (% of total population)」、つまり「総人口に占める65歳以上人口の割合」の順位です。

世界銀行のこの指標ページで確認できる最新年は2024年で、対象は「All Countries and Economies」です。

その基準で見ると、2024年の上位5つは次のとおりです。

1位 モナコ 36.17%

2位 日本 29.78%

3位 プエルトリコ (US) 24.72%

4位 イタリア 24.62%

5位 ポルトガル 24.53%

つまり、2026年3月時点で確認できる最新の世界銀行データでは日本は2位です。 (World Bank Open Data)

世界の高齢化社会ランキング


このランキングは何を見ているのか

ここで比べているのは、高齢者の「人数」ではありません。

総人口のうち、65歳以上の人がどれくらいの割合を占めているかです。

人数の多さではなく、人口構成を見ているランキングだと理解すると読み違えにくくなります。 (World Bank Open Data)


日本はなぜ「1位」と言われることもあるのか

ここがいちばん誤解が生まれやすいところです。

内閣府の『令和7年版高齢社会白書』では、我が国と欧米諸国の高齢化率を比較して見ると日本の65歳以上人口は2005年に「最も高い水準」となり、今後も高水準が続くと整理されています。 (内閣府ホームページ)

一方、この記事は、世界銀行の「All Countries and Economies」を基準にしています。

こちらは国だけでなく、一定の地域・経済単位も含む一覧です。

そのため、内閣府白書の比較枠と世界銀行の比較枠は同じではありません。

内閣府の文脈では日本が非常に高い水準にあることが示され、世界銀行の一覧では日本は2位になる、という整理が正確です。 (World Bank Open Data)


プエルトリコ (US) が入っている理由

3位のプエルトリコ (US) を見て、「これは国なのか」と感じる方もいるかもしれません。

今回の順位表は、世界銀行の「All Countries and Economies」に沿っています。

そのため、プエルトリコ (US) も対象に含まれます。

米国内務省はプエルトリコを「a United States insular area」と案内しています。 (World Bank Open Data)

高齢社会化するプエルトリコ


高齢化とは、何が起きている状態なのか

高齢化は単に高齢の人が増えることだけを指していません。

国連の World Social Report 2023 は、人口高齢化を “longer lives and smaller families” を背景に進む変化として説明しています。

内閣府の『令和7年版高齢社会白書』でも、高齢化の要因として、65歳以上人口の増加と少子化の進行による若年人口の減少を挙げています。 (内閣府ホームページ)

つまり、高齢化とは「高齢者が多い国の順位」というより、「人口構成の変化がどこまで進んでいるか」を映している数字でもあります。 (World Bank Open Data)


このテーマが暮らしと無関係ではない理由

高齢化は、医療、年金、福祉を含む社会保障と深く関わります。

内閣府の『令和7年版高齢社会白書』では、令和4年度の高齢者関係給付費は84兆2,234億円で社会保障給付費全体の61.1%を占めると示されています。

数字だけで暮らしのすべてを語ることはできませんが、高齢化が社会の仕組みと無関係ではないことは公的資料からも確認できます。 (内閣府ホームページ)

高齢化とは何が起きているのか


まとめ

2026年3月時点で確認できる情報に基づくと、世界銀行の「65歳以上人口割合」の最新年は2024年で日本は世界2位です。

そして、「日本は1位」という印象が語られる背景には、内閣府白書と世界銀行で比較対象の枠が異なる、という理由があります。

ここを分けて理解すると、このテーマはぐっとわかりやすくなります。

印象だけで受け止めるより、まずは数字を確認すること。

それが高齢化社会という大きなテーマを考えるためのいちばん確かな入口だと思います。 (World Bank Open Data)

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